敷金と礼金

もうすぐ4月、新生活に向けて新しい住まいの準備をしている人も多い季節です。
賃貸住宅の市場が一番にぎわうのもこの時期ですが、新生活の準備に必要なお金、どれぐらい必要か知っていますか?

 賃貸住宅の初期費用は、地域による慣習の違いはありますが、例えば東京近郊では家賃の4〜5か月分が必要です。
最近では価格競争で初期費用を大幅にディスカウントする例もあるようですが、一般的には敷金(以下、敷と書きます)が家賃の2か月分、礼金(以下、礼と書きます)が家賃の2か月分と、不動産会社に払う仲介手数料が1か月分で、初期費用は合計で約5か月分、これに家賃の支払いを合わせると、最初に支払うのは6か月分程度になります。
そう考えると決して小さな負担ではありませんが、敷については、退室時に返還される性格のお金です。
なかには敷2、礼2ではなく敷3、礼1という物件もあり、同じ4か月分を払うのでも、後で帰ってくる割合が多いことになります。

 はじめての新生活ならこれらすべて準備が必要ですが、賃貸住宅からの転居なら、前の住宅の敷は、退室後に返ってくるはずなので、その分負担は軽くなります。その際、退去後のクリーニング代や、原状回復費のうち入居者負担分があればそこから引かれるので、将来の退室に備える意味でもお部屋はきれいに使いましょう。